事業再生/倒産の分野は、緊急性が高く、常に切迫した状況での対応が必要となります。倒産・再生会社側でいえば、日々の資金繰り、取引先への対応、スポンサーとの協議など、多くの作業を迅速に処理することが必須になります。一方、倒産会社に対する債権者の立場では、いかに債権を回収するかが最大の目標となり、債権者間で激しく利害が対立することから、弁済、差押え、相殺等の法的手段を駆使していち早く回収を実行しなければなりません。そのため、この分野では、倒産側、債権者側ともに、様々な場面での実際の実務経験がないと、即断即決ができず、案件が止まってしまいます。
当事務所の弁護士は、破産管財人、民事再生申立て等の倒産・再生側の業務とともに、倒産会社を相手方とする債権回収、各種差押え、管財人による否認権行使に対する対応など、債権者側の業務についても豊富な経験を有しています。依頼者の倒産・再生についての検討、取引先の信用不安の場合のご相談のいずれについても、最も効果的、効率的なサポートを行います。迅速さが何より求められる分野ですので、コーポレート、ファイナンス、訴訟等、様々な知見を集約し、事務所一丸で対応いたします。