カウンセル ※肩書は取材当時
私は新卒で小規模事務所に入所しました。その事務所では人数が少なかったこともあり、各弁護士一人ひとりが独自に案件に対応していたため、私も入所当時からほとんど一人で案件に対応しておりました。そこで、自分とは異なる経験を持つ弁護士と共同で案件に対応することで様々な知見やノウハウを吸収したいと感じ転職を考えるようになりました。
T&Kではほとんどの案件を複数の弁護士で対応しており、常に議論をして方針を決めていることから、まさに自分が求めていた環境があると感じ入所を決めました。
現在は米国や中国での訴訟や合弁会社の設立等海外の案件が多いですが、入所当時から、日本国内の知的財産、労働、M&A、民事、刑事等非常に幅広い分野の案件に対応してきました。私の場合は様々な分野の案件を経験することを希望していたため上記のように幅広い分野に携わりましたが、特定の分野に注力することを希望して、専門的な経験を積んでいるアソシエイト弁護士もいます。事務所としても各アソシエイト弁護士に希望する業務分野について確認する機会を設けていますので、様々な分野を経験しつつ、自分の専門性を高められる環境が備わっていると思います。
基本的に執務時間は各人に委ねられており、また、男女問わず、時短勤務や原則在宅執務とする弁護士も在籍しているなど、各人の生活環境に合わせた多様な執務形態が採られています。私の場合は、米国での訴訟案件に従事しているため、時差の関係上、朝早く執務を開始することが多いですが、その分夜はできるだけ早めに切り上げられるよう事務所からも配慮いただいております。
最初に新人弁護士オリエンテーションを実施して業務内容の概要についてのレクチャーがあります。その後は案件を通じてのOJTでの教育となります。案件に対応する際に不安に思うことがないよう、新人弁護士と対応する案件については、可能な限り具体的な指示を出すことと、先輩弁護士がレビューした後に具体的なフィードバックを行うよう、事務所として心がけています。私が入所したばかりのときには、パートナー弁護士が、私のドラフトした契約書をレビューした後に、1条1条修正趣旨をフィードバックする時間を設けてくれたこともありました。新人の時は説明されないとドラフトを修正された理由がわからないことも多いと思うので、できるだけ修正趣旨等のフィードバックに時間を割くようにしています。
また、新人弁護士には先輩弁護士がメンターとしてサポートする体制になっているので、案件の内容だけでなく、キャリアプランや、事務所について改善した方がよいと思った点等も気軽に相談してもらえるよう、自分から声をかけるようにしています。
案件の対応について、パートナー弁護士も含め担当弁護士で打ち合わせや議論をすることは頻繁にありますが、年次や経験の差を問わず自由に意見を出し合える風通しの良さがあり、依頼者のために最善の結果を出せるよう協力して案件を進めていこうという雰囲気を感じています。また、成果物についても必ずパートナー弁護士がレビューし、フィードバックしてもらえるため、案件を通じて着実に成長していける環境にあると思います。仕事以外の面でも、弁護士や秘書等のスタッフを交えて食事やゴルフをする等の機会もあるため、弁護士やスタッフと近い距離間で、プライベートなことから今後のキャリアの重ね方までいろいろなことを相談することができ、これが業務についても自由に意見を述べられる風通しの良さにつながっているのだと思います。
T&Kが短期間で急成長してきたのは、真摯に案件に向き合い、常に依頼者にとってベストなソリューションを提示してきているからに他なりません。どの分野を専門にしたいのか、どんな弁護士になりたいのか等、悩んでいる方も多いと思いますが、将来どのような選択をすることになったとしても、上記のようなハイレベルなサービスを提供しているT&Kでの経験は必ず役に立つと思います。少しでもT&Kに興味を持っていただけると幸いです。
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